ジュンク堂はすごい

昨日、ジュンク堂(池袋店)に行ったのだけど、専門書の並べ方のできの良さにいつも感心する。


本屋のほんの並べ方の技を「差し」というらしい。(コミックの「金魚屋古書店」6巻より)
ジュンク堂の専門書の「差し」はいつもながらすごい。
ジャンル毎に分かれているのはよくあるが、手に取らすように工夫がなされている。


本はAmazonで買う事が多いけど、「う〜む○○がよくわからん」といったときにネットで本を買うのは結構難しい。
名著と呼ばれる本に外れはないんだろうけど、そういったものは「深い」本が多いので、何となく知りたい時には不向きなものもある。「図解」とか「わかる!」といった本には外れが多いので、本屋で見て買うしかない。(初心者向けの本のレビューは当てにならない。読者の多くが初心者なので。)


で、ジュンク堂のそのジャンルの本棚に立つと、すべてがそろってる。初心者向けのほんの横に、古典的な名著の本が置いてあって、見比べることが出来る。
# 最初は、その「古典的な名著」を買おうと思ってたんだけれども、自分にはまだ難しい事がわかって、簡単な方を買った


また、その棚の前で30分ほど粘ると、そのジャンルの本が網羅的に理解できる。
だから、これが自分に適した本というのが何となくわかるようになっている。


といった感じでジュンク堂の専門書の棚はすごい。
当然ながら店員のレベルも高く、専門用語で聞いても、本棚までしっかり案内してくれる。


そういえば、Amazonでもかなりの金額を買ってるけどジュンク堂にも同じぐらい使っているような気がする。
安くても3,000円以上するものが多い専門書をAmazonで買ったことは数えるほどしかない。でも、ジュンク堂では何回も買ってるので。
まぁ、ジュンク堂は良い本屋。近くに住めて良かった。


そういえば、会社の上司とも、「ジュンク堂は良い。」という話で盛り上がったことがある。
専門職(僕はプログラマーだけど)の人は、みんなジュンク堂の良さを知っているみたい。