頭がよくなる本

まじめ(?)な本のレビューはこっちに書いていくことにしました.(マンガは,mixi

頭がよくなる本
頭が良くなる本

マインドマップ作者のトニー・ブザンの著書.タイトルがアホっぽいが,内容は充実していて良い感じ.
速読・記憶術・勉強法など,頭の使い方に関する網羅的な内容になっています.

もともとこの本を買ったどうきは,はてなキーワードマインドマップの項目に,マインドマップの理論的な入門書としてお勧めと書いてあったためです.

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%A4%A5%F3%A5%C9%A5%DE%A5%C3%A5%D7

確かに,この本はマインドマップの理論的な側面を知るには,良い本.例えば,マインドマップが良いとされている理由として,「人間の思考に近い形で記述」といった説明をウェブや書籍でよく見けど,「人間の思考の形」がどんなものかよくわからなかった.この本は,それをそれなりに説明してくれている.(ビジネス書だから,所詮はそれなり)


で,ここまで読んだ人は,その内容が気になるんだろうけども・・・,続きは書籍で・・・.
いや,自分の理解のためにも書きたいんだけども,要約するとやっぱり嘘っぽい内容になってしまったので,保留で.


ところで,この本を読むと,一般に流布しているマインドマップの使い方は,少し違うのでは無いかと感じる.(いや,僕が見たこと無いだけかもしれないけど)
ここで言いたいのは,書き方ではなく,使い方.


この本では,例えば「2分でマインドマップを書く」とか,「繰り返し書く」といった勉強法が出てくる.
あー,手元に今本がないので,具体例が出てこない・・・.
確か,こんな感じ.

  • 今まで勉強したことを2分でかく
  • 先週勉強したことをマインドマップでかいて,それに今日勉強したことを書き足す


こういう使い方を見ると,一般によく見るゴチャゴチャしたことをまとめるためのマインドマップや,会議の議事録としてのマインドマップとはだいぶ異質な使い方であると感じる.でも,この本の内容としては,そういう使い方がメイン.


まぁ,私のマインドマップの理解が違ったって事なんですが.というわけで,ブザンの本をもう数冊読んでみることにしました.
他にもいくつか気になった点があるんですが,今は本を他人に貸しているんで,細かい説明ができないので,後日.(気が向いたら)