若者の活字離れなんて本当に起きているのか?

若者の活字離れなんて本当に起きているのか?、というのは良く言われる疑問ですが、データを見たことが無かったので軽く調べてみました。

先にデータを。


引用元:http://www.stat.go.jp/data/shakai/2006/index.htm

単位は、千人です。これは、平成18年(2006年)の社会生活基本調査の結果の抜粋で、年齢別に、"趣味としての読書"をしている人数をグラフにしたものです。

ご覧の通り、ピークは30〜39才にあります。
また、20才〜29才と40才〜49才の読書人口に優位な差はありません。

まぁ、趣味として本を読んでいる人の数として見た場合、若者が顕著に少ないという事は無い、という事で良いでしょうか?

本当は、過去のデータまでさかのぼるったり、人口割合で比較したり、調査票の内容を確認したりすべきですが、短い時間で調べるのは限界でした。いつか、やりたいと思います。

この調査は5年に一回行われています。次回は昨年あったようです!まだデータは出ていませんが、平成18年から平成23年の間には、ライトノベルの急激な成長がありましたので、若年層の伸びが予測されます。(個人的な予測です)

最後に余談ですが、こういうのは政府の統計局がなぜか、異常に細かく調べているんですよね。便利で良いのですが、税金を(おそらくたくさん)使ってそこまで細かく調べて何の意味があるのかと、小一時間(以下略)